こんにちは、アイフォンフィックスセンター春日部店の咲本です。
本日はスタッフがゴールデンウィークで休みを取っているので、私がお客様の修理をさせて頂いております。
今日は水の中に落としてしまったお客様から修理のご依頼がありました。
水没修理の成功率はアイフォンフィックスセンター本部のデータを見ても64%とのこと。精密機器であるアイフォンは水の中に落としてしまうと、やはり壊れてしまう可能性が高いです。
今回、春日部市梅田からお越しのE様のiPhone4s修理は完璧でした。完全復活です。水没修理でここまで完璧に復活するとかなり気持ちいいですね。
水没修理は対処方法によって、グンと復旧する可能性が高くなります。
では、今回その方法をお伝えしましょう!是非、覚えておいてください。
1.iPhoneをトイレにおとしてしまった!そんな場合は、すぐに手を突っ込んで取りましょう!
ためらいは禁物です。スピード重視。その迷っている時間によって直るか直らないか決まります。大切なiPhoneです。気合で手を突っ込むしか方法はありません!
2.なるべく早く電源を落とす
壊れるパターンは水没した後、操作をして問題がなく動いている場合です。その油断が命取り。そのまま、使ってしまい、数日後に「動かなくなってしまった。。。」なんてことが多いようです。
操作をしていると常にバッテリーから電気が基板へ流れます。そのときにショートしてしまうのです。
水滴が付いている段階で、電気を通すのは大変危険。まずは電源をオフにして基板のショートを防いでください。
3.タオルやティッシュで水分を拭き取る
水滴をとりましょう。基板のショートで壊れるパターンと、水滴の錆による接続不良が原因で大抵壊れます。内部まで水滴は取れなくても、この段階で出来る限り水滴を取っておくに越したことはないですね。
4.ビニール袋と乾燥剤を用意する
できればジップロック付のビニール袋を用意してください。その中にiPhoneと乾燥剤をたくさん入れる。乾燥剤がなかったらパスタに入っているものでもスナックに入っているものでも構いません。
とにかく水分を吸収できる環境を作ってあげること。水分がなければ基板の金属部分も錆びません。完全には内部の水滴を取ることはできませんが、自宅でできる最善の方法は、乾燥剤入りのジップロックです。
5.アイフォンフィックスセンター春日部店へお越しください!
iPhone修理店に持ち込み、内部の乾燥をします。できれば24時間以内がいいかと思います。時間とともに内部で腐食はどんどん進んでいきます。iPhone修理店に持ち込めば内部の水滴を取り除き、しっかり乾燥させることができます。
作業的には、iPhoneを開け、内部の水滴を綿棒で吸収、さらにドライヤーで乾かし、金属のコネクタ部分には無水エタノールを綿棒につけ丁寧にクリーニングします。すべて内部の水滴を取った後も、乾燥剤入りの袋にいれてカラッカラに乾燥させます。
最後に
本日、ご来店頂いたお客様は、まさにこの流れ。乾燥剤をたくさん入れた袋にiPhoneを入れて持ってきていただきました。
水没修理は、大変恐縮ですが直らなかった場合でも、1時間以上クリーニングやバッテリー交換テストなどをしますので4500円の手間賃を頂いております。
でも、せっかくなら直ったiPhoneを渡して、喜んだ顔を見て仕事完了となりたいのです。
出来る限りで結構ですので、ここに書いたような最善のiPhone水没対策をしてからお持ち頂ければ大変嬉しく思います!
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